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ポータブル赤道儀 スカイメモS ② 雲台との問題と対策

前回の記事で書きました雲台側との問題について書きます。
雲台にはマンフロットのギア雲台405を使用してます。
その雲台にスカイメモSを載せると色んな問題が・・・対策と合わせて紹介します。
はやく使いたくて毎日毎日夜な夜な急ピッチで部品を仕上げました。

・バランスウェイトと雲台レバーの干渉
付属のショートプレートに自由雲台をつけて組む分には問題になりません。
ドイツ式にしてシャフト+ウェイトを付けると雲台の各調整バーに回転時干渉します。
クイックリリースプレートの脱着レバーに干渉したりもします。



取り付けパターンは4パターン出来ます。
どのパターンでもウェイトの位置によって何かしら干渉しま す。
干渉場所にきたら逆回転でとりあえず使えますが何かと煩わしいです。

対策
左下と右上のパターンは比較的干渉幅が小さくシャフト位置を上げれば回避できそうです。
転がってたアルミ材で部品作りをすることにしました。



シャフト取り付け用のタップを加工。(M8P1.25)
アリガタプレートと固定する為のタップを加工(M5P0.8×2 タップ間隔23mm)
アリガタプレートの方に未使用の穴が2か所あるのでそこを使いました。
こんな感じで標準の位置より少し上に移動させました。
グラつきもなくしっかり固定できてます。これで干渉回避することができました。

※次に対策した部品で最終的に不要になりました。

・重量バランス
雲台への取り付けパターン は 4パターンあります。
内2パターンは真上以上に向けれるまで角度調整が可能です。
ただ、その方向だと重量バランスが悪そうなのです。
三脚中心から大きく外れ後ろ側に寄りかかるような姿勢になります。



でもバランスウエィト干渉の関係で取り付けれるパターンはこれしかありません。
残りの2パターンは困ったことに角度的に35°前後。
状況によっては極軸合わせに角度が足らないかもしれません。
さらにクイックリリースプレート全面にスカイメモSの設置面が全面乗ってきません。
マンフロットのプレートは取り付け方向が決まってるのが原因です。

対策
色々検討した結果35°の台座を作る事にしました。
これだとベースプレートは水平のままスカイメモS本体で 35°の角度で固定できるように なります。
最終的な傾斜の調整は僅かになりどのパターンでも大丈夫そうです。
バランスウエイトの干渉も気にしなくてよくなりそうです。

すぐに 図面を引いて転がってたアルミ材で作る事にしました。



アルミ材は厚み10mm。雲台のプレート固定用にタップを加工(UNC3/8-16)
ついでに回転防止用にタップを加工(M5P0.8)
傾斜部のアルミ材は厚み12mm。角度は約35°上下面プレート固定用にタップを加工(M5P0.8)
スカイメモS本体を載せるプレートのアルミ材も厚み10mm。φ10の通し穴加工。
こちらは下からUNC3/8-16 長さ15mmのキャップボルトで固定します。



こんな感じになりました。
随分見た目のバランスもよくなったんじゃないかと思います。
スカイメモSの設置面も全面乗るように設計しました。
バランスウエイトと雲台のレバー干渉も余裕ができましたので、位置を変えるブロックも不要になりました。

・軸強度(片持ち構造)
雲台自体の耐重量は7.5kgなのですが、問題は軸が片持ち式なこと。
カメラだけを載せて使う分には問題ないと思うのです。
片持ち式の軸を手で押 すと割とたわみます。これは良くない感じです。

対策
何か対策がないかと雲台を 舐めくり回したら、クイックプレートのベースに未使用のタップがありました。
UNC3/8-16とUNF1/4-24サイズのタップ。
ここに長さを調節できるネジ構造の物を入れれば支えられそうです。
上手い具合にその真下にしっかり支えれる面があります。



適当な材料が転がってなかったので、M22のTスロナットとボルトで暫定対策です。
これで下にたわむのを抑制できそうです。

上記で製作した35°台座をつけてベースプレート角度が0°になったので出来た対策です。
雲台のベースが傾いていたら出来ない対策でした。

気になるところは可能な限り対策したと思います。
以外にお世話が必要だったギア雲台405。操作性は素晴らしいと思います。
極軸望遠鏡で北極星を所定 の位置に導入するのが初心者の私でも容易です。
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スカイメモS雑記 | コメント:6 |
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コメント

こんにちは。
この35°台座は良いですねえ。
安定感がぐっと増したと思いますよ。
しかし、これをすぐに作ってしまうのも凄いです。
2016-12-09 Fri 14:18 | URL | やまねももんが [ 編集 ]
早速やってますね。
10mm超のアルミ板を加工しているところを見るといい道具をお持ちのようで・・・仕事柄芯出しを・・・の件からすると金属加工か何かをされているのでしょうか?
そうだとしたらこの趣味にはかなり役立ちますね(^^;

ギア雲台は操作性が良いとのことで羨ましい限りです。
純正の雲台は微動の精度が良くないのです。
高度調整ネジも特有のガタがあり、慣れが必要な道具なんですよ。

ところでバッテリーは電池での運用ですか?
モバイルバッテリーを考えておられるなら、今amazonで推奨バッテリーEM-L544Bが過去最安値ですよ。
モバイルバッテリーの稼働情報は少ないので自分はこれを使っています。(所有していた他のモバイルバッテリーはことごとく使えませんでした。)
2016-12-09 Fri 21:36 | URL | カメラde遊ing [ 編集 ]
やまねももんがさん、こんばんわ。
作り物は好きなので製作中も結構楽しんでいたりします。
これを使うと大体の方位にさえむければ北極星が極望の視野に勝手に入るようになりました。
土台の安定感はいいのですが、雲台の型持ち構造が悪さをしているきがします・・・

2016-12-11 Sun 01:07 | URL | とも [ 編集 ]
カメラde遊ing さん。こんばんわ。
車の部品会社で設計・試作業務をやっていまして、大阪の物づくり王国・東大阪で揉まれました。
純正雲台もちょっと考えてたのですが水平出しを三脚でやる自信がありません。その点ギア雲台は三軸とも微動が出来るので水平だしも簡単なんです。
北極星導入には大変便利だと思いますが、三軸独立のギア雲台は堅牢さが足らないようです。耐荷重が高くても方持ち構造はやはり剛性不足だと感じます。でもこの操作性は手放せなさそうです。

バッテリーですが、いまは家にたくさんあるエネループで使ってます。
モバイルバッテリーも2個もってるのですが、まだ使えるかどうか試していません。
1個はヒーター用で使ってます。うち1個はもう寿命なので教えて頂いたバッテリーをちょっと考えて見ます。緊急用としてもスカイメモS用としてもできるだけ電池関係は豊富に用意しておきたいと思うので。
買って使えないと困るので実際の稼動情報とても助かります。


2016-12-11 Sun 01:20 | URL | とも [ 編集 ]
こんにちは。
私はマンフロットのギア雲台410を使っているのですが、3軸から2軸に改造しています。
検索するといろんな人の記事が見つかりますので、参考にされては如何でしょうか?
2016-12-11 Sun 08:20 | URL | やまねももんが [ 編集 ]
やまねももんがさん、こんばんわ。
3軸を2軸に改造するんですね。調べて見ると天文分野ではメジャーな改造のようですね。重心もさがって方持ちの軸が1つでも減るのは良さそうですね。その場合、平行を出す軸が無くなるんですよね。そうなるとレベリングユニットが欲しくなりますね。
ばらす覚悟が出来たら参考にします!ありがとうございます。
2016-12-12 Mon 01:40 | URL | とも [ 編集 ]

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