今日から滋賀で星空撮影始めます♪

カメラ初心者がのんびりお気楽に星空撮影

遠征・・・からの坊主。

待ちに待った新月期の遠征。
ただいま遠征先より戻りました。

これから処理するものは・・・・何もありません。
いわゆるお坊主です。

まずGPVで予報を見るも、土曜日の夜は雲予報。
金曜の夜も雲が多い予報だけど、1・2時間は晴れそうな気配の予報でした。
ご近所のカメラマンも行きたいということで、駄目元で強行したのですが色々駄目でした。

2週間前から続いた寒波で降雪した雪は道路にないものの脇にかなり残ってます。
雪の残るダムの外周路を走りつついつもの場所に向かいました。
でも曲がる道が見当たりませんでした。車を降りて曲がる道は見つけたものの、除雪していなくて入っていけるレベルではなかったです。



戻ってダム管理棟方面の駐車場には入っていけましたが、駐車場は除雪してませんでした。
なんとか止めたのですが、空は曇ってて星が薄く機材を出そうという気が起きません。
このまま帰っても暇だし、テーブルと椅子だけだして2時間ほど珈琲&雑談して撤収してきました。

写真はその場所で撮影したものですが、足首の上あたりまで積雪が残ってました。
立っている前が駐車場のはずです。雪がそのまま凍ってたので車を突っ込めませんでした。
好天が続いても溶けそうに無く、しばらく撮影地に入れそうにありません。
他に撮影地を探さなければいけないかもしれません。

こうなったら有休を取ってでも、この新月期に撮影したい気持ちでいっぱいです。
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雑記 | コメント:4 |

ベランダ遠征 M37散開星団

ようやく寒波第2派の降雪が収まりつつありますが、木曜日は予報では平野部で-7℃です
-3℃までは、例年あるものの、今年は既に何度も-3℃以下がありました。
滋賀に移り住んで10年弱ですが、こんなことは初めてです。

スタッドレスは履いているものの、車が2WDFRと最悪です。
なので、先週月曜日からから通勤渋滞を避ける為に朝4:30には家を出て5:30には会社で寝てます。始業時間まで車で寝てますが、ちゃんと寝れないので体が痛いです・・・

本題ですが、2017からベランダ遠征を始めています(笑)
主に星団を撮影しようと始めたのですが、遠征地のように時間に追われる事がないので1対象にじっくり時間をかけようと思います。
個人的には、散開星団でも密集率の高そうなのが好きなので、stellariumで探して見ました。
M37が割と密集率が高そうだったので、stellariumでシミューレションしてみて今回は250mm(APS-C)で撮影しました。

もっと露光したいですが、ベランダ遠征だと、ISO1600の1分そこそこまでで終わりです。
なので今回は枚数を増やして見ました。32枚撮影です。

M37 赤径:5h52 赤緯:+32°33

【機材】
赤道儀:Kenko SkyMemoS
カメラ:CANON EOS kiss x7i(非改造)
レンズ:CANON EF-S 55-250mm F/4-5.6 IS STM
撮影日:2017.1.22 22:00 場所:ベランダ
ISO:1600 250mm(APS-C) F6.3 80s×24 気温:3℃

【画像処理】
Rstacker:(Dark減算 Flat補正)
CameraRaw:(RAWデータ現像)
DeepSkyStacker:(加算平均合成)
PhotoShopCS6:(レベル補正 彩度調整)

途中で雲が通過して8枚ほど捨てたので都合24枚の合成です。ダークも32枚撮影しました。
24枚も合成すると画像処理してても気持ちよさがあります。
遠征地ではいつも8~10枚の撮影です。
これからは1・2対象減ってもいいので、質のいい下地を作るのに枚数を増やそうと思います。

特に見ごたえがあるわけではないのですが、このあきらかに星が集まってる感じがとても好きです。
今週末の新月期は遠征に出かけようと思いますが、積雪・天気があまりよろしくないのです。
駄目かも分かりません。用意だけはしておこうと思います。
ベランダ遠征 | コメント:6 |

ベランダ遠征 M35散開星団

ようやく先日の寒波が落ち着き、雪も解けたところですが続いて第2派がくるようです。
そろそろ訪れる新月期というのに、火曜日まで降り続きそうです。

新月期までのお茶濁しと思い、ベランダに遠征して光害地でも写しやすい星団を撮影しました。自作の目盛環でサクっと導入です。

150mmで撮影して、少しM35を北にずらしてくらげ星雲(IC443)やモンキー星雲(NGC2175)もいれてみました。ほとんど写ってませんが(笑)

M35 赤径:6h06 赤緯:+24°19

【機材】
赤道儀:Kenko SkyMemoS
カメラ:CANON EOS kiss x7i(非改造)
レンズ:CANON EF-S 55-250mm F/4-5.6 IS STM
撮影日:2017.1.19 22:30 場所:ベランダ
ISO:1600 150mm(APS-C) F6.3 75s×5 気温:3℃

【画像処理】
Rstacker:(Dark減算 フラット補正)
CameraRaw:(RAWデータ現像)
DeepSkyStacker:(加算平均)
PhotoShopCS6:(レベル補正 彩度調整)

色んな練習も兼ねて処理してみました。
M35のすぐ近くの散開星団(NGC2158)が写りましたが、密集率が高い星団なのでいつか長焦点で狙って見たいです。

くらげ星雲(IC443)はほとんど見えませんね。
濃い部分は彩度をあげると少し捉えてましたが、これではほとんど分かりませんね。
モンキー星雲(NGC2175)も同様ですが、こちらはまだ捉えられてました。少しぼやっと見えます。ノーマルカメラなので色は殆どなかったですが。

いまの機材だと、M35を中途半端に焦点距離をあげて写しても逆にばらけて面白くなかったので、150mm(APS-C)で撮ってみました。
散開星団は、自宅で撮影してもそれなりに写ってくれて撮影も見るのも楽しいですね。
しばらくはベランダ遠征は星団をおいかけてみようかなと思ったりもします。
ベランダ遠征 | コメント:2 |

ピントエイドでピント合わせ。

滋賀南部でも、珍しく3日たっても雪が降り続いています。
いつもなら大体1日ふって次の日には溶けるぐらいなのです。
滋賀北部は降り続くのはしょっちゅうらしいですが、北部と南部で随分違います。
南部は例年12月~3月で積もるのは3日程度です。

本題ですが、
ピント合わせの分野にも色々便利なアイテムがあるようです。
そのうちの1つ、「ピントエイド」というソフトを最近使っています。
星像の大きさを解析して数値化してくれます。
数値が一番小さくなった時、星像が小さい=ピントが合った。(厳密には違うのかもしれませんが)というのが数値で見れます。

以前、使ってみたことがあります。
目の感覚に頼った調整より、数値で定量的な方が根拠があるという理由で使おうとしたことがあります。
その時は固定撮影をしてたときなので、星が動いて使いにくかった記憶があります。

スカイメモSを使うようになって最近使い始めました。
自宅だとちょっと気になった ことやテストが気軽にできます。
PCに星を写せない事には始まらないので、カメラ付属のEOSユーティリティーも使いました。
EOSユーティリティーだとクリックでピントを少しづつ送れるので、像も揺れずにピント調整しやすいです。

ベランダにノートPCを持ち込んで、三脚下に置きました。
カメラのライブモニターに星を入れて、EOSユーティリティー側のライブモニターボタンを押せばPC側に写ります。
ピントエイドを起動して、PC側に表示されている星像の上に「  」の枠を重ねます。



EOSユーティリティーのフォーカスボタンをクリックして、少しづつピント調整。
この時、カメラ側はAFにしていないとダメなようで、これがちょっと煩わしい。
数値が 一番小さくなるように調整してみました。

その時撮影した一枚がこれです。
ISO:800 250mm(APS-C) f7.1 20秒



これでジャスピンがどうかは自分には判断できませんが。
すくなくとも目で見て調整したときの、これぐらいか?
的なあいまいな感じより、数値で一番小さい所にあわせたという根拠と安心感はあります。

他のアイテムとしてパーティノフマスク。
ピント合わせの記事でよくおみかけします 。こちらはさらに幸せになれるのでしょうか。
ノートPCをセットしなくていい分、できればこちらを使いたい。
自作されるかたも多いみたいですが、あのパターンを切っていく集中力がないです(笑)

これはカメラレンズにも付くのかな?
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月明かりでも、2017年初遠征 その② 魔女の横顔星雲とまが玉星雲

滋賀県南部の平野部ですが、今年初の積雪です。
北部は当たり前のように積もっていますが、南部でも年に数回まとまって積もります。

今回は、前回記事の続きになります。
1月6日に遠征した時の残りの分を処理しました。

150mm(APS-C)で撮影した、魔女の横顔星雲とまが玉星雲です。
事前にベランダに遠征して試し撮りをしていましたが、ベランダからではほぼ写りませんでした。なので暗いとこだったらなんぼかでも写 るかなと期待しての撮影です。

前回撮影した250mm(APS-C)の前に、こちらの150mm(APS-C)を先に撮影しました。なので月明かりの影響はこちらのほうが大きいはずです。
現地では150mm(APS-C)のダークは撮影しなかったので、帰ってから撮りました。

NGC1909 (赤経:5h02m 赤緯:-7°54’) 魔女の横顔星雲


【機材】
赤道儀:Kenko SkyMemoS
カメラ:CANON EOS kiss x7i(非改造)
レンズ:CANON EF-S 55-250mm F/4-5.6 IS STM
撮影日:2017.1.6 22:30 場所:蔵王ダム
ISO:3200 150mm(APS-C) F7.1 180s×8 気温:-3℃

【画像処理】
Rstacker:(Dark減算×8)
CameraRaw:(RAWデータ現像)
PhotoShopCS6:(加算平均コンポジット トーンカーブ レベル補正 彩度調整 周辺減光)
FlatAide:(Flat補正) 

何写したの?
といわれかねない画像ですいません。リゲルといくつかの星ぐらいしか目立ちません。
現地でカメラモニターやPC画面でも星雲そのものは確認できませんでした。
stellariumの画像と比較して、リゲルの位置から星雲が確実にフレーム内に収まってるようにして撮影しました。元画像では、右側1/3ぐらいは月明かりの影響がありました。

持ち上げて、なんとかアゴ?のしゃくれたとこだけでてくれました。
月明かりがない時だともう少し稼げるかもしれません。
画像の端に変な被り(熱アンプノイズ?)があったので切り落としました。
リゲルに照らされた感のまったくしない魔女の横顔です。

IC405 (赤経:5h17m 赤緯:+34°22’) まが玉星雲


【機材】
赤道儀:Kenko SkyMemoS
カメラ:CANON EOS kiss x7i(非改造)
レンズ:CANON EF-S 55-250mm F/4-5.6 IS STM
撮影日:2017.1.6 23:00 場所:蔵王ダム
ISO:3200 150mm(APS-C) F7.1 150s×8 気温:-3℃

【画像処理】
Rstacker:(Dark減算×8)
CameraRaw:(RAWデータ現像)
PhotoShopCS6:(加算平均コンポジット トーンカーブ レベル補正 彩度調整 周辺減光)
FlatAide:(Flat補正) 

曲玉?勾玉星雲?どちらが正しいのか知りません。
現地のカメラモニターやPC画面で確認しても、あまり星雲を捉えてなかったです。
強調処理すると全体の形がうっすら出てきましたが、微光星が多くて星マスクで抑え込みながら処理しました。それでも微光星が主張しきます。難しいです。荒れてきたのでやめました。

ここの領域は、まが玉星雲の横にNGC1893。
他にNGC1907やM38などの星団があって賑やかそうです。
改造カメラで撮影するととってもカラフルなんだろうなと思います。

こうなってくると改造カメラで撮影したい気持ちがでてきます。
ノーマルカメラだと、欲張ってどうしても強めに持ち上げてしまうので、色々荒れてしまってイライラします。でも、まだ非改造カメラで色々撮影しようと思います。改造カメラにしたときに色々違いがわかると思います。

次の新月期は何を撮ろうかstellariumみながら検討します。
星野写真 | コメント:2 |

月明かりでも、2017年初遠征 その① バラ星雲とM78

2017年1月6日、今年初の遠征をした時の記事になります。

新月期は遠く過ぎて夜遅くから月がでてくるようになりました。
前回製作した目盛環を使って色々撮影したいけど、次の新月期までが遠いです。

GPV予報は真っ黒でした。次の日は仕事、月没は0:40。月齢は8.2です。
用意は出来てたので、21:30~0:30の予定で、ホームの蔵王ダムにいきました。
時間が少ない割には、ノートPCや珈琲セットも積んでいきました(笑)

現地は今季一番冷え込んで-3℃です。
いつも出会う鹿にも出会いません。 まだ月も高く影ができるぐらいです。
しばらくして車が1台やってきましたが、さらに奥の駐車スペースに行かれました。
カメラの画面が光ってたので星屋さんだと思います。

ノートPC立ち上げてEOSユーティリティとピントエイドでピント合わせしました。
大体いつも8~10枚ほど撮影します。
最初の対象を撮影している間、テーブルと椅子を準備。お湯を沸かして珈琲タイムにします。
とにかく寒くて一刻もはやく飲みたかったので、今日はお豆挽きません!粉紅茶です。

リゲルを基準にして、自作目盛環で対象を導入・撮影していきました。

【今回撮影した対象】
150mm(APS-C) 魔女の横顔星雲、曲玉星雲
250mm(APS-C) バラ星雲、M78

※今回の記事は250mm(APS-C)のバラ星雲とM78です。

結果を先にいってしまうと、どの対象も厳しかったです。
月灯りの影響も少なからずあったかもしれませんが、画像処理技術に大きな問題があるでしょう(笑)
改めて撮影の難しさと、画像処理の技術不足と難しさ痛感しています。
全部ボツにしようと考えましたが、今後の指標として公開しようと思います。

NGC2238 (赤経:6h30m 赤緯:+5°03’) バラ星雲


【機材】
赤道儀:Kenko SkyMemoS
EOS kiss x7i(非改造)
レンズ:CANON EF-S 55-250mm F/4-5.6 IS STM
撮影日:2017.1.6 23:50 場所:蔵王ダム
ISO:3200 250mm(APS-C) F7.1 180s×8 気温:-3℃

【画像処理】
Rstack:(Dark減算×8)
カメラ:CANON CameraRaw:(RAWデータ現像)
PhotoshopCS6:(加算平均コンポジット トーンカーブ レベル補正 彩度調整)
FlatAide:(Flat補正) 

なんとかバラっぽく見える感じになりましたが・・・ 荒れ気味です。
撮影時のライブモニターでも割と赤が確認できたんですが、鮮やかなバラには程遠いです。
星雲マスクや星マスクというのもやってみましたが、見よう見まねでどこまで効果がでたかはわかりません。

何も処理してない撮って出しのJPG画像がこれです。


この前に150mm(APS-C)で、魔女の横顔と曲玉星雲を撮りましたが、この時点で0:30。
終了予定時間です。 ここで終われば、撤収作業の時間もいれて帰着は2:00前ぐらい。
いつも2:00に寝るのでいま帰ればまだ日常の生活時間どおりです。

・・・・気が付けば目盛環でM78を導入していました。

M78 (赤経:5h46m 赤緯:+0°00’)


【機材】
赤道儀:Kenko SkyMemoS
EOS kiss x7i(非改造)
レンズ:CANON EF-S 55-250mm F/4-5.6 IS STM
撮影日:2017.1.7 0:30 場所:蔵王ダム
ISO:3200 250mm(APS-C) F7.1 180s×6 気温:-3℃

【画像処理】
Rstack:(Dark減算×8)
カメラ:CANON CameraRaw:(RAWデータ現像)
PhotoshopCS6:(加算平均コンポジット トーンカーブ レベル補正 彩度調整)
FlatAide:(Flat補正) 

時間がない中で導入も1発で決まりました。 目盛環がいい仕事をしてくれて嬉しいです。
10枚撮影したつもりが6枚だけ。カメラの電池が切れてました。リモコンだけ動いてました。
小さくて暗くて寂しいウルトラの星になってしまいました。
M78の左上ぐらいがうっすらと赤くてかぶりかと思ったんですが、バーナードループの一部でしょうか?

電池が切れて、気力の糸も切れました。心置きなく帰れます。
撤収作業中は、カメラとリモコンだけ残してダークを撮影させてました。
(150mm(APS-C)のダークは時間がなくて撮影しませんでした)
結局、現地を出たのが1:30分頃、帰着2:20。
撮影したデータを軽く見てから就寝は3:30でした。数時間だけ寝て仕事にいきました。

時間を気にせず夜明けまで撮影していたいものです。
今回から目盛環を使って目に見えない天体を撮影出来ました。
導入精度もよ く実用的で、写るか写らないかは置いといて色々撮影してみようと思います。

今回、画像処理をやっていて今までと違う画像処理が求められると感じました。
ずっと避け続けていたフラット撮影についても、向き合わなければと思います。
星野写真 | コメント:6 |

ポータブル赤道儀 スカイメモS ⑧ 手動導入用目盛環の製作・導入精度

天気も良かった絶好の新月期は帰阪で撮影できず。
自宅ではなんだかんだと練習撮影をしています。
何をしていたかと言えば、目盛環を製作し手動導入の練習をしています。

前回の遠征では、M42やM45などのいわゆる目に見える天体。
目でみえれば導入には問題ないのですが、撮影対象のほとんどは暗く遠く目に見えない天体。
スカイメモS購入前から、目に見えない物をどうやって導入するのだろうかと悩んでいた問題です。

自動導入機能は付いていません。試写を繰り返しその位置から対象に向けていける自信もありません。目盛環なるものがあれば、座標を合わせて導入できるこ とは知っていました。
ただスカイメモSには、その目盛環もついてません。

導入について色々情報を探しました。
そんな時に、スカイメモSに自作の目盛環で撮影されている記事を見ました。
赤道儀に触ったことも、ちゃんと見たこともなかったので目盛環について調べました。
その記事の方で、リンク先でもある「カメラde遊ing」さんに色々教えて頂きました。
内容を理解したところで、自分のスカイメモSにも目盛環を付けたくなりました。
ということで製作してみました。

自作目盛環の製作
製作前には、いつも設計構想から。
基準星の座標に合わせるときは目盛環のみ、対象の座標まで動かす時は軸と一 緒に目盛環が回る必要がある。赤緯軸は、純正の微動台座クランプツマミに、赤経軸はスカイメモSの極軸望遠鏡のアウターリング?に目盛環。

【赤緯軸】

【赤径軸】


製作イメージは出来たのですが、手持ちの材料にいいのがありません。
材料手配すると時間が掛かるので、使えそうな材料で試作することにしました。
試作段階ですが、完成した目盛り環

グレーの薄い目盛環が赤緯軸用、青い目盛環が赤径軸用です。

赤緯軸目盛環
クランプツマミの根元寸法が約φ60。
DC-50という塩ビ管キャップの内径も約φ60でした
蓋側を旋盤で切り落とし、リング状にしてクランプ部にはめ込むだけです。
蓋側は、成形段階の抜け勾配がついているようで微妙に内径が小さく丁度良いはめあいになりました。蓋と逆側は内径が開いていてスカスカすぎでした。
塩ビ管の外径が微動台座より小さいので、指 標と距離が空いてしまったので残念な出来です。
アルミかMCナイロンの材料を手配して、旋盤加工でジャストサイズで作り直そうと思います。

赤緯軸の目盛は、+90°~0°~-90°までを1目盛2°間隔でCADで作って印刷・貼り付けました。分単位まで合わせれるように、10分間隔でバーニア目盛も作りました。

赤経軸目盛環
こちらは極軸望遠鏡のアウターリングに装着します。
外径が約φ38で目盛環を付ける箇所の長さが5mmあるかないかと短い・・・
スカイメモS側の日付目盛部に勾配が付いてますので、その形状に合わせた目盛環を作るつもりでした。適当な材料が見当たらず、寸足らずのMCナイロンしかありませんでした。
とりあえず、その材料で旋盤加工して外 径(φ59 長さ14.5mm)・内径(φ37. 85 長さ6mm)と逃がしの内径を付けました。

赤緯も赤経軸もですが、手で目盛環のみ回せる固定力かつ、目盛環と軸は一緒に回るように仕上げしました。MCナイロンなので内径φ37.85からはしっくりするぐらいまでペーパー手仕上げしました。
寸足らずの材料を使ったので、日付目盛部の勾配まで材料長が足りませんでした。
仕方ないので、指標の方を暫定対策で軸方向に長めで付けました。
これも、アルミかMCナイロンの材料を手配して旋盤加工でジャストサイズで作り直そうと思います。

赤経軸の目盛は、0~23時までを1目盛10分間隔で作りました。
1分単位まで合わせれるように、1分間隔でバーニア目盛を作りました。

装着するとこんな感じです。



し っくり目のはめあいなので、基準星の座標に合わせる時は目盛環だけを回せます。
対象座標に合わせるときは、軸と一緒に目盛環も回ります。
軽圧入で脱着も容易なので、いつでも脱着・装着が出来ます。
加工機があれば、1目盛づつ溝入れして炭入れ処理したいです。

導入テスト
自宅のテスト場(ただのベランダ)で導入精度を確認しました。
最初は相対座標でやってみましたが、計算がめんどくさくなり絶対座標にしました。
座標がわかっていれば基準はなんでもいいので、ライブモニターの中心に基準星を手動導入しました。基準星の座標を調べてから、目盛環の座標を手で回し合わせます。
あとは対象の座標まで動かせばいいはずなので、赤緯軸だと微動台座の微動ツマミ 。赤経軸だと赤経軸を直接動かします。

導入精度の確認は、現状一番焦点距離が長い250mm(APS-C)で行いました。
この焦点距離で問題なければ、それ以下も問題ないはずです。
導入精度の確認だけなので、撮影条件は抑えてます。ISO800の60秒のJPGです。
レベル調整と明るさ調整だけして、画像は回転させています。右が北です。
基準星から対象へ。その対象から次の対象へ絶対座標で導入・撮影していきました。

※基準星ベテルギウス(赤緯:5h55m 赤経:+7°24)

M78 (赤緯:5h46m 赤経:0°00)

とりあえず、基準星から近くの対象を導入してみました。
小さい対象で自宅では辛い対象ですが、調整なしの一発導入でど真ん中来ました。
アルニタクを狙えば自然と狙える位置になるので、あえて目盛環を使う必 要はないのですが(笑)

M35 (赤緯:6h08m 赤経:+24°19)

中心からはややずれましたが、写野内なら位置調整出来るので問題なしです。
ライブモニターでは写らない対象なので、画面に写ったときは感動しました。
stellariumで見ると、他に散開星団があるので囲んで見ました。

M37 (赤緯:5h52m 赤経:+32°33)

これも写野内です。

M36 (赤緯:5h36m 赤経:+34°08) M38 (赤緯:5h28m 赤経:+35°51)

これも写野内。

M48 (赤緯:8h13m 赤経:-5°45)

気持ちいいぐらいばしばし導入できます。

NGC2238 (赤緯:6h30m 赤経:+5°03) バラ星雲

星団ばかりでは飽きてきたので、星雲の導入も。これは上が北です。
自宅とノーマルカメラでは厳しかったです。
無理やり炙りまくってでてきた汚いバラ。毒持ってそうです。
遠征で是非撮り直し撮影したい対象です。

ここらへんで体も冷えてきたのでやめました。
目盛環の導入精度は良さそうです。
250mm(APS-C)で写野のどこかに入っていればあとは調整出来ます。
目盛環を使うと目に見えない対象が、効率よくバシバシ撮影できて楽しいです。
目盛環を使うだけで、目に見えない天体がこんなにも簡単に導入できてしまうのかと驚きです。

目盛環でセットして、撮影が終わった時に表示される時のドキドキ・ワクワク感がたまりません。
ちゃんと導入できてた時は、思わず「いけてるやん!」と声がでそうになりました。
目盛環を動かして導入するという所も、いかにも天体撮影している感があって嬉しくなりました。

これでもっともっとスカイメモSで遊べます。
赤道儀の構造についても、少し理解も深まった気がします 。
目盛環について色々情報を頂いた「カメラde遊ing」さん、ありがとうございました。

2017年は目盛環を使って色々撮影してみようと思います。
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2017 新年のご挨拶

少し遅くなりましたが、2017年 新年おめでとうございます。
年末から大阪に帰阪しており、落ち着いて年末・年始のご挨拶が出来ませんでした。
今年もよろしくお願いいたします。



冒頭の写真は大阪に帰阪したときにベランダから携帯で撮影しました。
梅田方面の上空に月と金星が写っています。
実家は13階南向きなので、東・南・西は遮るものはなにもなく絶景なのです。東には生駒山も見ることが出来ます。ですが、光害は滋賀の比ではありません。悲しいことにオリオン座ですら輝きは小さいです。
子供の頃は、この狭いベランダに買って貰った反射式望遠鏡で木星や土星を観察・スケッチしていたものです。私の天文活動はここから始まりました。懐かしいです。

2016年を簡単に振り返って
8月から星の撮影を始めて小さい頃からの夢を実現できた年でした。
初心者の情報の得られないこのブログにたくさんのご訪問・コメント・アドバイスを頂き感謝致します。お陰さまで、満足できる星空が個人的には撮影できました。
一人でやっていれば、ここまで足を踏み入れなかったのかもしれません。
でも踏み入れたことに後悔はしておりません(笑)
これからの人生楽しく過ごせそうです。

次のステップとして12月には、ポータブル赤道儀を購入しました。
2017年からバリバリ撮っていけるように自宅でたくさん練習もしました。
2017年はステップアップ元年としてポータブル赤道儀でたくさんの星景・天体写真を撮影したいと思います。また、活動範囲を広げ遠征先も広げて行ければと思います。
願わくば実際にお会いして、一緒に朝まで撮影&珈琲&雑談をしてみたいです。
2017年の目標はまだ決めていませんが、撮れるだけ撮りたい気持ちです。

案の段階ではありますが200mm前後の焦点距離だと、個人的に自宅でも割と撮影出来ると思いました。星雲や銀河などは自宅では厳しいのですが、自宅でも星団は比較的写しやすい感じがあります。ベランダシリーズとして自宅では星団をメインにして、遠征先の暗い場所では星雲・銀河をメインに撮影していこうかと計画しています。今夜もしぶんぎ座流星群を待ちながら自宅で色々とテスト中です。

2017年もよろしくお願いいたします。
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