SXP赤道儀 ③アリミゾマウントの取り付け2017-12-24 Sun 17:23
ノーザンクロスのアリミゾマウント(大)です。
値段は安いので すが、加工がとてもきれいです。 ・・・と褒めたのに、いきなりの問題発生デスヨ! 穴のザグリ加工がピッタリすぎて、ボルト頭の公差で入らない物が・・・ ![]() バカヤロー!っと叫びたくなります。 マウントが付いただけなのに、とってもテンションアゲアゲです。 ![]() 各 軸周りも調整しておきます。 自動導入機は、ホームポジションなるものがあって SXPの赤径指標を合わせた状態で、鏡筒西向き水平がそのポジションらしいです。 性格上こういうのは、きっちり西向きにしたい・・・ 水準器や角度計を使って水平・直角を取りました。 ![]() 赤緯周りに、合いマークをいくつか付けておきました。 最初から付いている指標ですが ●ボッチ同士なのでどこまで信用できるかわかりません。 ![]() アライメント時の自動導入精度に関わるのでしょうか。 とりあえずこれで赤径と赤緯の指標を合わせれば いつもほぼ同じホームポジションになるハズです。 赤径周りにも水平・直角の合いマークを付けてお きました。 そしてついに鏡筒が・・・ ![]() パイルダーオン! ゼェ~ット! 最後に赤緯と赤径軸のバランスを取って整備完了デス。 赤径バランスは、シャフトの伸縮だけではバランスが取れませんでした。 付属のウエイトは重すぎるので、今回もウエイトを自作しました。 ![]() シャフトが極軸を貫通するところで、ウエイトは一番下にします。 ウエイトは320gです。 きりたんぽみたいです。 スポンサーサイト
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SXP赤道儀 ②FS-60CB組立と兵装2017-12-19 Tue 19:58
初めての望遠鏡なので、緊張度がハンパないですヨ・・・
でも一気に組み上げマスよ! FS-60CB 鏡筒(ライトブルー)レデューサー撮影 K-ASTEC ASバンドセットを購入しました。 ![]() 撮影に必要な回転装置・レデューサー・マウント、バンド類がセットになってます。 ![]() セットはセットですが、全部単品のままですヨ・・・ ファインダーと台座が付属していたのはちょっとウレシイです。 (使いませんケド) 元々付いているパーツを外して(これナニ? ![]() 回転装置・レデューサー・カメラマウントの順番で付けていきました。 パーツ同士のガタが全然ないデスね。 ![]() 次にバンド類の組み付けですが 鏡筒本体を支えるバンドがキッチリ過ぎて、結構カタイ・・・ 初心者にはこういうことだけで、不安いっぱいお腹がイタイです。 マウントプレートとアリガタプレートも固定していきます。 トッププレートも同様に組立デス。 ピントノブを回してスムーズに動くか確認デス。 バンドがレデューサーの範囲でスライドするので、ピントが出るように調整。 実際に星を覗いて鏡筒側バンド位置調整をしました。 続いてMGENの方の組立デス。 いきなり完成デス。 ![]() 説明書に、概ねのピント位置が書いてあるので調整してから マウントを挟むようにして、リングをいれて固定デス。 あと は、マウントを鏡筒側のプレートに固定して完成・・・ MGENの使い方の説明書を見ると センサー前に保護フィルムがあるから、取ってネ! なんて書いてアリマスよ・・・ 組む方の説明書に書いていてホシイわけです。 ![]() 続いて・・・ ピント調整用の電動フォーカサーの取り付けです。 ![]() ジャスピン位置だと、赤ハロやシアンがでてくるらしいデス。 ピントを少しずらすらしく、微妙に調整できればと導入しました。 通常ピントノブの上のネジ部を利用して固定するみたいです。 ネジ頭がトッププレートと干渉するらしく トッププレートをサイド側に付けかえないとダメなようですヨ。 (もしくはトッププレートの嵩上げ) 専用品じゃないので、そうなってしまうのですが うまく出来ないかと、アルミのアングルで固定部分を作ってみました。 ![]() 対した 工作じゃないので10分ぐらいで完成です。 アングルにモーターを固定して、サイド側の使っていないタップに固定します。 ![]() いいのではないでしょうか! メカメカしいのはダイスキですよ! 回転装置も干渉することなく回せますネ! アングルの下側がもったいないので コード類を邪魔にならないように固定して有効利用デス。 ついでにMGENの後方に、USBハブを設置。 コード類は1本でも減らしたいですから 鏡筒側とMGEN側のヒーターを、ここに繋いで1本にまとめる予定デス。 コントローラーを接続して動作確認OKデス。 鏡筒側のレンズヒーターは、ドリンクウォーマーです。 昨年、レンズヒーター用に AMAZONで購入したのですが デカくて使いにくくて、使わなくなったモノです。 試しにFS-60CBに巻いたら丁度良かったです。 コードが長すぎるので、運用して使えそうなら調整しようと思います。 あとは、MGEN用のフードとヒーターを用意すれば完璧・・・ っと思ったら 迷人会公式ショップ!? 「Ts-Works」 に注文しておいたフードが到着。 ヒーハー! ![]() もちろんヒーター仕込みです! ファーストライトを迎える前に イロイロと兵装されたFS-60CBでありました。 ![]() |
SXP赤道儀 ①極軸望遠鏡の光軸調整2017-12-18 Mon 01:05
しばらく整備ネタが続きますヨ・・・
これをやらないと何も始まらない、光軸調整の儀式。 極軸望遠鏡が付いていない仕様なので、何もササってません。 ![]() 水準器の付いた旧タイプが良かったのですが、新型に代わってしまったようです。 使いにくいと不評らしく、旧タイプを探したのですが在庫切れでどこにもありません。 流行のPOLEMASTERも考えましたが、PCが必要デス。 SX系に装着出来る極軸望遠鏡があり、別途購入しました。 KYOEIオリジナル極軸望遠鏡 ![]() どこかで同じようなのを見た気もしますが・・・ 説明書らしいものが2枚と、極軸望遠鏡本体が入ってました。 目盛も何も付いてません。 スムーズで気持ちよくハメれました。 ![]() ハメた棒を一旦ヌキます。 先っちょを回して、最初にスケールパターンのピント調 整デス。 スカイメモSと比べてパターンがはっきりして見やすいデス。 説明書には載ってないですが、ハメるまえに風景用のピント調整もいります。 中央手前あたりに、回せる所があります。 そこを回して風景用のピントを調整するのですが、風景より実際の星でピント合わしました。 風景で合わせて星を見ると、星にピントが合ってなかったんですネ。。。 両方のピントを合わせたら、三脚の水平も取って再度ハメます。 SXPの赤径指標を合わせたポジションで、スケールパターンが水平になる ように調整デス。 銀色の回転装置に付いているイモネジ2か所を緩めて、 極軸本体を回して調整します。 鉄塔や建物が完璧に水平なのかわからないので これでSXPの赤径指標を合わせれば、極軸のスケールは大体水平のはずです。 最終的には極軸合わせの時に、星を使って水平を確認します。 で、本題の極軸光軸調整デス。 この時期、仕事がおわって帰宅すると真っ暗で何も見えませんから 早起きして、出勤前に調整デス・・・ 我が家からは遠方で高さのあるいい物件がありません。 いつも2km先にある鉄塔で光軸調整してマスよ。 部屋から覗ける唯一の物件です。 高さ が足りない物件なので、微動だけでは下がりきりませんでした。 SXPの高度をかなりさげないと導入出来ません。 ココの固定ボルトを外すと下げれます。 ![]() 低緯度用の15度までさげてから、微動ハンドルで鉄塔導入デス。 ![]() 調整用のイモネジが3か所ありますが、見るからにユルユル・・・ 光軸調整しなくても大丈夫案件は無くなりました。 調整はスカイメモSでやったことがるので、完璧に追い込めたと思います。 スケールパターンはioptronと一緒だと思います。 極軸本体に目盛が付いてないので、北極星の導入位置はアプリを使います。 iPhoneならPolar Scope Align ![]() アンドロイドならPloar Fi nder ![]() 実際のスケールパターンは、Polar Scope Alignのスケールですね。 ワタシはアンドロイドなのでPloar Fi nderです。 数字などがないですが、目盛りは一緒デス。 これでようやく赤道儀として、使えるようになりました。 晴れた日に北極星を導入して確かめたいと思います。 ![]() |
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